レザーシートは汚れる
布シートに比べてレザーシートは一般的に汚れに強く、また見た目もカッコいい(個人の感想)ので私は好きです。ただ全く汚れないなんて事はなく、ノーメンテナンスで使用するとテカテカしてきたり座面が滑りやすくなってしまいます。
特にデニムパンツで乗り込むと革への色素沈着とダメージが大きいです。
今回は簡単なレザーシートのお手入れ方法を実践していきます。
←少しテカってます。
レザーシートのお手入れ方法
124spiderのレザーシートは高級車で採用されるような「〇〇レザー」「〇〇仕上げ」みたいな肩書を持たない至って普通の革です。
お手入れ方法としては
Lv1 一週間に一度、絞った濡れタオルでゴシゴシ。基本的にコレだけでもOK
Lv2 一か月メンテナンスを怠っていた場合、水に「エマール」を5%混ぜた水溶液
を浸し絞ったタオルでゴシゴシ。いい香り
Lv3 Lv2より更に1か月放置してしまった場合、エマール水溶液+ブラシを使って
ゴシゴシ。いい香り
Lv4 放置しすぎて黒ずみ、硬くなってしまった革にはデリケートクリームを使用する。
電動歯ブラシなどを使うと効果的。
Lv2~Lv4を施工後はプロテクションクリーム等、革の保護材使用をお勧めします。
今回暫くサボっていたのでLv3メンテナンスを施工致します。
Lv3メンテナンス~エマール水溶液にブラシを添えて~
ブラシは「レザーマスター」から販売されているモノですが、安価で使いやすく気に入ってます。
※革シートですので短時間水分が付着してもシミになったりはしませんが、初めて施工する場合は目立たない場所で変化がないか確かめてから作業した方が良いでしょう。
エマール水溶液+ブラシであらかたゴシゴシした後、奇麗なタオル等で水分を拭き上げます。
その後プロテクションクリームを塗布。30分後奇麗なタオル等で乾拭き(レベリング)でメンテナンス完了です。
シートクリーニング後の比較画像。
正直判りにくいのですが、施工後の方がテカりが消えシットリした状態になります。
座面も滑りにくくなり、運転中の疲れが軽減されます。
まとめ
124spiderのような赤や黒いレザーシートであれば、洗車のついでにシートの水拭きだけである程度奇麗な状態が保てます。
もちろん同じ革を使用しているステアリングやシフトノブにも使えるメンテナンスなので、シートクリーニングと同時作業をオススメします。
汚さないように気を使いすぎるとストレスになってしまうので、汚れたら奇麗にしてやる精神で使い倒す方が楽しい気がします。
革の触り心地に興奮してドライブが更に楽しくなってしまう。それが124spider!
おまけ
レザーシートクリーニングに興味が出たキッカケは、何台か前に乗っていたレクサスの白い革シートでした。
レクサスの革シートは「セミアニリン染のレザー」を使用しています。
触り心地が非常に良く柔らかいのが特徴ですが…
顔料の上塗りであるクリアー層が非常に薄い為、市販のレザーケアは使用出来ないものが殆どでした。
そこで登場するのがM.モゥブトレィのデリケートクリーム
革への攻撃性が少ない割に強力な洗浄力。
特にオフホワイトのレザーシートには威力を発揮しました。
革自体の柔らかさも復活するのでとてもオススメできる逸品です。
おしまい