2020年8月22日土曜日

エアロボード(ウインドディフレクター)を自作する②

 アクリル板を切り出す準備

先日エアロボード台座が完成したので次はボード本体を切り出す為の型紙を作っていきます。



登場するのは毎度型紙づくりでお世話になっている発泡スチレンボード。
こちらに純正エアロボードを倣い書き込みカッターで切り出すと…


エアロボードの足が長くなりがち


こんな感じで「それっぽい」エアロボード型紙が完成しました!
今回使用予定の5mm厚アクリル板と同じ厚みだったので雰囲気もばっちりです。




足の長さをうまい具合に調整して仮合わせ

個人的に拘りたかったのはエアロボードの角度ですが、ロールバーベゼルと同じ角度に
ばっちり合っていて満足度がとても高いです(*´Д`)





アクリル板の切り出し開始

型紙もばっちり出来上がったのでいよいよアクリル板を切り出していきます!

今回購入したアクリル板は失敗する可能性を見越して
「550mm×600mm×5mm」とちょっと大きめの物です。

よく規格サイズで「450mm幅」をホームセンターで見かけるのですが、
エアロボードの横幅が465mmと大きめなので購入する場合は注意が必要ですね。


という事で型紙に倣いちょっと大きめに切り取り線を書き込んで…

どうやって切ろう('ω')






途中でおまけ:切り出しに使った道具レビュー


①Pカッター(☆☆☆)




オルファさんのPカッター
アクリルの切り出しと言えばPカッター。
色々試したけど電動工具を除けば結局一番奇麗に切れて効率もよかったです。
慣れれば5mm厚でもサクサク切れます。



②ホットナイフ(☆)



ハンダゴテの先端がカッターになって熱でスパスパ切る為のホットナイフ。
説明書にもある通り切断可能な厚みはアクリルだと0.5mmだが溝くらいならなんとか…
しかし溝を切るのも一苦労するのでお勧めできない。
超音波カッターがあれば…


③鋸(☆☆)



ゼットソーの精密プラスチック用を使用してみました。
斬り始めは上記2種より容易に切断でき、「これは良いぞ!」と思ったが束の間…
10mm程斬り進んだあたりから急激に重くなりました。

Pカッターと併用すれば効率よく切断が可能。
鋸と聞いて獣を思い浮かべる方は方はヤーナム


選ばれたのはPカッターでした!





アクリル製エアロボード完成!




Pカッターやら鋸、鑢を駆使し3時間程格闘した末なんとか切り出しが完了。
正直最初の1時間あたりで業者に加工出したい気持ちが溢れました。
なんか溝を切った箇所と違う場所から割れたりするし(ノД`)・゜・。

ただ後半はコツを掴んだためか割とサクサクいけました!


ちょっと汚いけど拭けば奇麗になりました。

そして遂に台座とドッキング!
アクリルから保護シートを剥がしてみると、傷が2か所ほど入りましたが…及第点!




早速車体に取り付けてみると…うーんかっこいい(*´Д`)
出来れば純正でアクリルにしといて欲しいなーと思う後ろ姿です。





型紙で角度の確認はしていましたが、横からの視点も絵になります!
アクリルの端面は割と荒い仕上げですがおかげで視認性が高くなりました!




ちびチェシャ猫も喜んでる気がします。
走行中は飛んでいきそうなので定位置のドリンクホルダーへ…






まとめ

エアロパーツ製作中に思いついたアクリルエアロボード自作ですが、なんとか完成となりました…

初めて加工したアクリルですが思いのほか楽しく、今後も多用していきたい素材だと認識しました。

購入したアクリル板は残り4枚切り出し出来ますが、電動工具とレーザーカッター等使ってみようかなぁと考えています!

上手く量産出来たらお小遣いで買えちゃう価格で世に出すのが直近の夢ですね(*´▽`*)








0 件のコメント:

コメントを投稿