2020年5月31日日曜日

エアロパーツを自作したい。~構想編~

欲しいものを手作りする楽しみ

模索編のまとめで記載した通り、思い付きを形にするべくまずは妄想を広げていました。

2週間くらい…。

結局エアロパーツを自作方法として、FRPの積層やカーボンの貼り方等で作れる!
といった知識(主にネットで見たもの)はあるものの経験が全くない。
そして予算は限られているので出来るだけ失敗をしたくない。

そんな考えが頭の中で堂々巡り。

妄想ばかりしていると計画が進まず頓挫することが多いので、まずはイメージを
目に見える形で表現してみようと行動してみました!

使用するのは失敗しても痛くない「プラダン」です。


STEP 1 妄想を形にする。


自作エアロデザイン
これだけでもカッコイイ気がする。

90*90のプラダン(400円)を巧みにハサミとカッターナイフを用いて30分ほどでデザイン!

やはり自作パーツの一番の醍醐味は自分の好きな形に作れることですよね!







この部分なんて言うんだろう?

特に近年のスポーツカーで採用例の多い、「名前知らないけどタイヤ風避け」は個人的に大好きです。991型911GT3RSとか86GRMNとかに着いてるアレです。

















STEP 2 素材、作り方の方向性を決める。


流体力学的に、ダウンフォース等の効果を発生するのに素材は関係ない。とはいえ
流石にプラダンのまま走るのは無理ですしカッコ悪いです。

ということでプラダン以外のマテリアルでエアロパーツを作成せなばなりません。

ぱっと思いつくものとして


①FRP成型にチャレンジ(難易度中。低コスト)
②CFRP成型にチャレンジ。(難易度高そう 高コスト)
③3Dプリンタ成型にチャレンジ。(難易度高そう 高コスト)


上記三点くらいでしょうか。



予算と製作技術を無視すれば①②のメリットは複雑な形状でも思い通りの物が作れるのは
強み。
特に②のカーボンパーツってのは浪漫の塊。いいよねカーボン。

③は殆ど思い付きですが、最近プリンタの価格も下がってきているのを見て興味が沸いたレベルです。

そしてこのSTEP2でまた2週間ほど悩み続けましたが答を出せず。

とりあえずどの方法で作成するかは保留にして、プラダンで作ったデザインの精査を進めることにしました。

どうせどのパターンでもやらなきゃいけないことだしね!




STEP 3 正確な型紙を作る



まずは赤丸で囲んだ部分の計測から始めます。

この場所を選んだのは、作成するうえで曲線が多く難しそうだったから。
しかし、片側作ってしまえば反転させて逆側も作れちゃうというメリットもあります。

とりあえず左右エアロパーツが出来ちゃえばモチベーションも上がりますしね!

バナナっぽい

そして作り出したのがコレ
プラダンをそのまま加工しようと思ったら案外難儀した為、100均で売ってたスチレンボード?に変更しました。
これは加工しやすい!でも折れやすい!バナナみたいな見た目になった!












そしてバナナを元に…

思ったより大きい

同じく100均で購入した工作用の方眼紙にトレースします!
高校が工業系だったので、トレース後実測値を書き込んでる時に不意に製図の授業を思い出しました。
サボって遊んでいるとT定規で叩かれたなぁ…


そして型紙が完成しました!














まとめ


今回の構想編では、型紙の作成まで進める事が出来ました。
とりあえずコレさえあればFRP、CFRP成型を選んだ際のマスタ型が作りやすくなりますし、3Dプリンタの場合でも3DCADを使えばうまい事行く気がします。(使った事無いけど)

自作エアロパーツが完成するのはきっとまだまだ先だと思いますが、少しずつ形にしていく作業は存外楽しく、絶対に作り上げたいという想いが生まれます。

長引いても頓挫だけはしないよう頑張っていきます!


次回、作成方法、決定編




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