2020年3月28日土曜日

124spider(NDロードスター)にDSPを~プリセットイコライザとオートラウドネス~

スピーカーを交換したけど違和感が…

デッドニング修正後のスピーカー
以前スピーカーを交換したおかげで、マツコネで聴くオーディオ環境もだいぶ改善されました。
しかし、暫く聴いていると違和感を感じるのです。100Hz~500Hzの出方にクセを感じます。

恐らく、純正の紙スピーカー特性に合わせてマツコネが補正(プリセットイコライザ)をかけているのではないかと推測しました。


これはitunesのイコライザ

通常、カーオーディオの設定項目にはグラフィックイコライザ調整があるはずなのですが、マツコネには高音と低音の調整項目鹿ありません。







後付けDSPを車両に搭載する!


種類色々DSP
そこで、近年オーディオ交換不可車両の救世主でもある、アンプ付きDSP(デジタルサウンドプロセッサー)導入する事にしました。

今回私が導入したのは、2万円前後で販売されているDEQ-1000A。

特徴はプリセットイコライザを解析、修正する機能「ソースキャリブレーション」を搭載していることでしょう!
※色違いの赤い箱には未搭載。

ソースキャリブレーション済

まさしく私が欲しかった機能です。
ソースキャリブレーション修正音源を使用し、補正のかかっているプリセットイコライザに補正をかけて補正していない状態にできました。(補正祭り)

もちろんDEQ-1000A自体もイコライザを搭載していますので、ここからは自分好みの音に調整できます。

しかし、この機能が私をドロ沼に引き摺りこもうとするのでした…







オートラウドネスコントロールの存在


クラウンのラウドネスコントロール(拾い物画像)
DSPを導入して以来、私のマツコネオーディオ環境は求めていた領域に達したと感じていました。

しかし、違和感を覚えたのはマツコネ側でオーディオ音量を調整した時でした。
音量を小さくすると、急に低音と高音が主張し始め音質のバランスが崩れていくのです。
困惑しました。


その度にDEQ-1000Aのイコライザが変化したのかと思い調整しますが全く解決しませんでした。

DSPとの相性が悪いのか?取り付けミスでもしたか?スピーカーが上手く動いていないのか??

そこでふと思い出したのがトヨタの整備士時代に聞いた事があった音質補正オートラウドネスの存在でした。

ラウドネスの設定自体は安物のオーディオにも搭載されており、聞こえにくい低音と高音を補正する代物です。これを各ボリュームにあらかじめラウドネス特性をマッピングしたものをオートラウドネスコントロールと呼んでいました。

それがマツダコネクトにも採用されていると推測しました。




マツダコネクトでイコライザを設定する注意点



オートラウドネスを回避する手段は現段階では難しいです。
ではどうするのか…

諦めて自分の一番良く聴く音量を軸にして調整すれば良い!それだけでした。
オーディオをカスタムするにあたり最初に決めた目標である「完璧は追わない」。
ショップに任せずDIYするからこそできる決断だと思います。

もしマツコネにイコライザを導入し、音量による違和感がある方は一度基準を決めて
設定することをオススメすます!


まとめ

スピーカーの導入から躓き、アンプの導入でも躓いたマツダコネクトオーディオもついに「ちゃんと普通に聴ける」状態に近づいてきましが、これはDSPの影響が大きいように思えます。
最初からアンプ付きDSPを導入していればスピーカーはノーマルでも十分満足できたかもしれません。


よくあるオーディオサイトは「スピーカーから交換しよう」なんて書いてありますが、マツダコネクトにはセオリーが通用しにくいのかもしれませんね…。

好きな音楽を良い音で聴きながら、カッコいい車でドライブできる。
贅沢な時間をありがとう124spider!




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